６６歳のわたしが老後のために投資をはじめたはなし‥その１

こんにちは、ゆるりんです。

さて、前回は

６６歳のＡ子さんが、老後のために投資をはじめたはなし。を書きました。

きょうは、

Ａ子さんの話を聞いて、わたしも投資を始める事になったいきさつを、書いてみたいと思います。

その前に、まず年金の話をしなければなりませんね。

あれは‥‥おととしの夏の事です。Ａ子さんがまもなく６５歳を迎えようとしていたある日、わたしと彼女は、はとバスのツアーに参加しました。

彼女もわたしも、はとバスツアーは始めてです。

奮発しました！！

東京タワー見学と、車窓からの名所めぐりもコースに入っている盛りだくさんの人気のツアーで、ほぼ満席でした。

絶えず時計を気にしながらの、ちょっと慌ただしい場面もありましたが、うわさ通りにランチは美味しくて（お肉が苦手なわたしがローストビーフをおかわりするほど…）

クルージングもまた、快晴のなかデッキで感じる海風もさわやかで、湾内から眺める景色も楽しく、すてきな写真がたくさん撮れました。

そんなクルーズ船の中でケーキとコーヒーをいただいていると…

「わたし、誕生日が９月でしょ、それなのに年金が振り込まれるのは１２月だって。１０月に２カ月分振り込まれると勝手に思い込んでいたから、‥‥残念！」

彼女が唐突にそう切り出したのです。

「あーそうなんだね。でももうすぐじゃん、楽しみだねぇ。それでいくら入るの？」

「わたし、ほんとに貰えるか心配でさ、年金事務所に聞きに行ったのよ。そしたら月１５万円くらいだって」

‥‥１５万円という事は、彼女の元の商売は何らかの会社の形態だったんですね。

「えー！よかったね。これで一息つけるね‥‥うらやましいな、わたしなんか主人とふたり合わせてもそんなに貰ってないよ」

と言うわたしの言葉が終わらないうちに、

彼女はホントに驚いたのでしょう。目を丸くしてわたしをまじまじと見つめたのです。

「前にも話したと思うんだけどさ、わたしたち国民年金で、しかも６０歳からの繰り上げ受給にしたじゃない。だからねぇ国民年金だと満額でも少ないのに、繰り上げしたから、、、もう雀のなみだほどよ‥‥」

彼女は信じられない、納得できないといった表情のまま、しばらく黙りこんでしまいました。

わたしと同じように、彼女もまた年金については何も調べたりしなかったんですね。

だって、わたしも毎日の仕事をこなすのに精いっぱいで、年金の事なんか考えたことなかったんですから。

次回は、

palettosan’s diary