等々力渓谷には、爽やかな風が流れていた。
東京に住んでいるうちに、一度は訪れてみたいと思っていた…
等々力渓谷
渓谷って良い響きですよね。真夏の暑さを逃れるには、もってこいの場所です。
すこし前のことになりますが、
学芸大学駅近くに住んでいる友人が、新型コロナの影響で全く仕事がなくなり、暇で暇で…（涙）
それで運動不足解消もかねて、友人を誘って自宅から等々力渓谷まで散歩したという話を聞きました。…もちろん往復ですって！！
わたしにはとても信じがたい距離ですね。
そんなこともあって、東京２３区では唯一の渓谷！ということですから、さっそく夫と出かけてみることにしました。もちろん電車を利用しましたけど。
え！？ ３分！ ほんとに街なかにあるんですね。
渓谷という語句から感じるイメージは、
奥深い山あいにあって谷には勢いよく流れる清流。
澄みきった水と小鳥のさえずり、そしてなにより、ひんやりとした空気…
そんな感じだと思うのですが…
さすがに都会の渓谷は少し違っていました。
川は所どころ濁って淀んで、清流とは程遠い見栄えです。
それでもカモが２羽並んで泳いでいました。
網を持って魚をすくっているこどもを何人か見かけましたが、捕れたかどうか…
一番おどろいたのは、頭の上に道路が…(~_~;)
それでも遊歩道には時折さわやかな風が流れて、ホッとできます。
それから等々力不動尊をお参りしました。
帰り道、崖の上にあるレストランで渓谷を見降ろしながらおいしいピザとパスタをいただきました。崖の上に建っていたレストランの正面入り口の前には、環状８号線が！車がビュンビュン走ってました。
やはり都会の渓谷ですね。
おいしいランチに巡り合えて、満足して帰途につきました。
運がよかった！という話を聞くと、それはあなたの人徳よ！と言ってあげたい。
こんにちは、ゆるりんです。
「運よく○○が決まってよかった」とか、「すごくラッキーだった」とか、よく耳にしますよね。
私自身もけっこう頻繁に使っているような気がします。
先日、お世話になっている美容師のｓ美さんに、久しぶりに髪をカットして貰いました。
そろそろカットの予約を入れようか？あっと、その前にへナ染めしなくちゃ！と、ぐずぐずしていたら、例の、あの緊急事態宣言が出てしまって、
ステイホーム！！
となったわけです。
そんなこんなで、かれこれ半年ぶりのカットとなりました。
「コロナ、、、どうなりますかねぇ？」
「ほんとにねぇ、、、」
いつもは楽しい話題で盛り上がる、わたしの癒しの時間なのですが、今回ばかりはパッとしません。
その時のＳ美さんとわたしの会話が、、、
「ともだちが離婚考えてて、、もう決めたみたいで、、」
「あらぁ、そう」
‥‥‥しんみり。
「高校生と中学生のこどもが居るんですよ」
「えー！大変だね！これからお金がかかるよねぇ」
‥‥‥早まらずによく考えて、、、
「それで、カフェでパートで働いていたんですけど、もっとお給料が欲しいじゃないですか、だから社長に正社員にして下さいって頼んだんですって」
‥‥‥そう！それが一番大事！生活かかってる。
「そう、離婚するって事情も話したのかしら？」
「そうみたいですよ。そしたら即OKしてくれて、４月から正社員ってことで」
「まぁ！よかったじゃん。いい社長さんだねぇ」
‥‥‥なんてラッキー♡
「でも、そのあとですぐに緊急事態宣言が出たじゃないですか？とりあえずパートさんは全員解雇になって。ともだちもクビかも？ってすごく不安になったらしいです」
‥‥‥ええーーっ！時期がわるかった！
「で？ どうなったの？」
「すぐに社員さんが全員集められて、社長さんが話した言葉が、、、、
こんな状態がこの先１年間続いても、会社は大丈夫だから安心して下さい！
だったんですって。すごくないですか？」
「もちろん、ともだちもそのまま社員ですよ！！」
‥‥‥Ｓ美さんも乗り出してきました。
「えーー！よかったね」
‥‥‥その社長さんは不動産業も経営してるそうで、多分業績の良い会社なんですね。
「それにしてもすごいね、すごい！よかったねぇ」
「わたし運が良かった！助かった！って、ともだちが喜んでましたよ」
Ｓ美さんの友だちは、パートとはいえ社員さんに負けず劣らず真面目に仕事をこなしていたのでしょう。不動産業も経営している社長さんは、きっとその友だちの働く姿を見ていたのだと、わたしは思いました。、、、だから
運がよかったのは、あなたの人徳だよ！
と言ってあげたい。
裏、表なく生きていかないと。
いつでも見られていますからね。
血管年齢が9歳も若かったのは、野菜中心の食事だから？
こんにちは、ゆるりんです。
梅雨本番ですね！夜中からずーーっと降ってます。結構な降りっぷりです。せっかくの日曜日、といっても特に予定もないんですけどね(~_~;)
こんな日は、冷蔵庫の整理もかねてお惣菜の作り置きでもしましょう。
わたしは野菜が大好きです。特に生野菜が。
もちろん肉も魚も好きだけど無くても大丈夫、でも野菜が無いのは無理！我が家の昼と夜の食卓はいつでもやさいのオンパレード（笑）
夫も野菜好きなので助かってます。
★グリーンサラダをたっぷり。ジップロック２袋。
★大根とにんじんとパプリカの甘酢漬け。
★かぶときゅうりの塩麹浅漬け。
★マカロニサラダには野菜の残りを入れて。
たくさんできました。
わたしはこれにお味噌汁があれば充分ですが、あと１品メインらしきものがあればなおいいですね。
少し前のことになりますが、、、
娘夫婦と銀座で待ち合わせて、美味しいイタリアンのお店でランチをして、そのあとファンケルのお店に寄りました。買い物をすませて上の階ものぞいていると、４階のサプリメントのコーナーに血管年齢を測定する機器がおいてありました。
以前から試してみたいと思っていたので、早速チェックしてみる事に。すると、、、
血管年齢‥‥５７歳！とでました！！
そのときのわたしは６６歳なので、
９歳も若い！
近くにいた若くて美しいスタッフに
「素晴らしいですね、なかなかいらっしゃいませんよ」
と、褒められました。褒められるというのはいくつになっても嬉しいものです。
ちなみに夫も７歳若く、残念ながら娘は７歳、娘の旦那さんは６歳それぞれ年上の年齢が出ました。
その時わたしは、
野菜をたくさん食べてるからに違いない！！
とひとり確信して、小さくガッツポーズをしたのです。。
ピスタチオの殻だと思ったら、さし歯だった。
こんにちは、ゆるりんです。
老け顔のわたしは、若いころから落ち着いた性格にみられることが多かったのですが、実はおっちょこちょいな面も多々あって‥‥
わたしと夫の朝食は、かれこれ２年ほど前からパンと豆乳だけの簡単なものです。
パンはホームベーカリーで焼きますが、お互いパンの好みが違うので２種類焼かなければなりません。
わたしはレーズンパンにうすくバターをぬるだけ。
夫はシンプルな食パンにバターをぬった後、ゆで卵を粗みじんに切って、マヨネーズと塩コショウとスパイスで味付けしたものをたっぷりと盛り、またその上にモモハムものせます。豪華そうですが、それほどでもありません。
二人とも毎朝１枚食べて、残りは冷凍しておきます。
ちなみにわたしは6枚切り、夫は8枚に切ります。
ところが今回わたし用のパンにはちょっと贅沢に、レーズンの他にアーモンド、くるみ，カシューナッツを入れました。ナッツ類が入ると歯ごたえもあり、香ばしさも加わっておいしいですよね。
で、食べていると
カリッ！！と硬いものが‥‥
パンの中に小指の爪ほどの、ピスタチオの殻が入っているではありませんか！！
ミックスナッツだから、ピスタチオも入ってたのか？
わたしは何の疑いも無く、それをゴミ箱にポイッっと放り込み残りのパンをたいらげました。そして残りの豆乳も飲みほして‥‥
あれ？上歯の左の犬歯の奥のほうにザラザラとした違和感が。
あわてて鏡を覗くと白いはずの歯が黒くなっている！！
そうです！
ピスタチオの殻だと思ったら、さし歯が剥がれたのです！
あわててゴミ箱から歯を拾いあげ、やさしくティッシュにつつみました。
もしかしたら、歯医者さんでアロンアルファのような接着剤でくっつけてくれるかもしれませんからね。
なくさないように大事に財布にしまいました。
６６歳のわたしが老後のために投資をはじめたはなし‥その２
こんにちは、ゆるりんです。
前回は、年金のことだけになってしまったので、
きょうは本題の、
６６歳のわたしが老後のために投資をはじめたはなし‥その２
です。
まず、Ａ子さんが始めたのが積みたて貯金ではなく
投資！ ということ。
がピンとこなかったのです。
そもそも投資ってお金持ちのためにあるもので、大儲けしたかと思えば大損することもある何となく怖いものと思っていましたから、彼女が投資？って感じでした。
実際に我が家でも、田舎から東京に仮移住してまもなく、運よく自宅が売れて、それなりにまとまったお金が入った時があったのですが、夫は郵便貯金の普通口座に入れたままでしたから、それをどうこうしようなどとは考えもしなかったのでしょう。
でもあらためて考えてみると、彼女は毎月５万円を積立るというだけで、銀行がそのお金を運用して出た利益を上乗せしてくれるのですから、ありがたいですよね。
そこで、わたしも年金が振り込まれている郵便貯金通帳を開いてみました。あらためてなんと少ない年金だろう！と再確認。
けれど６年間一度も引き出さずコツコツ積み上げた金額は、塵も積もれば山となる！ですね。
ところが‥‥
受取利子‥‥２２円！！！(~_~;)
さぁ、わたしもＡ子さんを見習ってなにか始めないと。。
その頃テレビで、ウェルスナビ（ＷealthＮavi）のコマーシャルを見ることが多くなりました。
「老後資金２０００万円問題」
が、騒がれた時と重なって、わたしも少なからず興味があったのですが、しかしこれもまた若い方に向けたもので、自分には無縁！と聞き流していたのです。
おそるおそる、ウェルスナビ（ＷealthＮavi）のＨＰを開いてみました。
初心者でもスマホ１つで簡単に資産運用！
自宅に居ながら全自動で世界レベルの資産運用！
リスクを抑えて、長期、積立、分散をロボアドバイザーによる資産運用！
すべておまかせで資産運用ができる、ウェルスナビ（ＷealthＮavi）これならわたしにもすぐに始められそうではありませんか。
夫に相談してみました。わたしたち夫婦に隠し事は無いはず‥‥少なくともわたしにはありません。
このような大事な事は、まず相談です。
すると、あっけないほど簡単に
「いいんじゃないですか。そのままにしておいてもどうせ増えないし。こっちからそっちへ移すだけだしね」
そんな訳で、入金しました‥１００万円！
少し手が震えました。
それから積立も始めました。こっちからそっちへ移すだけなんですけどね（笑）
６６歳のわたしが老後のために投資をはじめたはなし‥その１
こんにちは、ゆるりんです。
さて、前回は
６６歳のＡ子さんが、老後のために投資をはじめたはなし。を書きました。
きょうは、
６６歳のわたしも投資を始めたはなし
Ａ子さんの話を聞いて、わたしも投資を始める事になったいきさつを、書いてみたいと思います。
その前に、まず年金の話をしなければなりませんね。
あれは‥‥おととしの夏の事です。Ａ子さんがまもなく６５歳を迎えようとしていたある日、わたしと彼女は、はとバスのツアーに参加しました。
帝国ホテルのランチブッフェと東京湾クルージング
彼女もわたしも、はとバスツアーは始めてです。
奮発しました！！
東京タワー見学と、車窓からの名所めぐりもコースに入っている盛りだくさんの人気のツアーで、ほぼ満席でした。
絶えず時計を気にしながらの、ちょっと慌ただしい場面もありましたが、うわさ通りにランチは美味しくて（お肉が苦手なわたしがローストビーフをおかわりするほど…）
クルージングもまた、快晴のなかデッキで感じる海風もさわやかで、湾内から眺める景色も楽しく、すてきな写真がたくさん撮れました。
そんなクルーズ船の中でケーキとコーヒーをいただいていると…
「わたし、誕生日が９月でしょ、それなのに年金が振り込まれるのは１２月だって。１０月に２カ月分振り込まれると勝手に思い込んでいたから、‥‥残念！」
彼女が唐突にそう切り出したのです。
「あーそうなんだね。でももうすぐじゃん、楽しみだねぇ。それでいくら入るの？」
「わたし、ほんとに貰えるか心配でさ、年金事務所に聞きに行ったのよ。そしたら月１５万円くらいだって」
‥‥１５万円という事は、彼女の元の商売は何らかの会社の形態だったんですね。
「えー！よかったね。これで一息つけるね‥‥うらやましいな、わたしなんか主人とふたり合わせてもそんなに貰ってないよ」
と言うわたしの言葉が終わらないうちに、
「え、えっ！？なんで？‥どうしてそんなに少ないの？」
彼女はホントに驚いたのでしょう。目を丸くしてわたしをまじまじと見つめたのです。
「前にも話したと思うんだけどさ、わたしたち国民年金で、しかも６０歳からの繰り上げ受給にしたじゃない。だからねぇ国民年金だと満額でも少ないのに、繰り上げしたから、、、もう雀のなみだほどよ‥‥」
彼女は信じられない、納得できないといった表情のまま、しばらく黙りこんでしまいました。
わたしと同じように、彼女もまた年金については何も調べたりしなかったんですね。
だって、わたしも毎日の仕事をこなすのに精いっぱいで、年金の事なんか考えたことなかったんですから。
次回は、
６６歳のわたしが老後のために投資をはじめたはなし‥その２
６６歳のＡ子さんが、老後のための投資を始めたはなし。
こんにちは、ゆるりんです。
きょうは幼なじみのＡ子さんのことを書いてみようと思います。
彼女は５年ほど前に離婚が成立して、ひとりで東京に住んでいます。
彼女は長い間ご主人の素行に悩み苦しみながら、家業の商売を切り盛りし、お姑さんを看取り、ふたりのこどもを育て上げました。しかし子どもたちが自立したのをきっかけに、離婚を決意したのです。
その離婚を決意した、というのが１０数年も前のことだと聞いてわたしは驚き、何も知らなかった事にショックをうけました。
頑として離婚に応じようとしない、それどころか話し合いすらしようとしないご主人から、結局逃げるように上京し、子どもさんのアパートに転がり込んだのが、それから５年も経ってからという事ですからホントに驚きです。
彼女が身振り手振りを交えて話す、その逃避行の一部始終を聞いていたわたしは、まるでテレビのサスペンス劇場をみているような感じがしたものです。
まさに泥沼の熟年離婚劇。
これが現実なのだと感じましたね。
家業の商売も傾いていたので、もちろんまとまったお金など貰えるはずもなく、蓄えもなく、すぐにハローワーク通いを始めたけれど、年齢のせいもありパートタイムの仕事で、しかも介護職の仕事しか無かった、ということでした。
そんな状況のなか、これが介護施設？かと目を疑うほどのマンションの豪華さと、
「定年はありません。７０代の方も元気に働いていますよ。７８歳のかたもおられます」
という面接者の言葉が決め手となって、分譲マンション型有料老人ホームの介護の仕事を選んだのでした。
パートタイムとはいえ、早番、遅番ありのフルタイム。
お給料は手取り約１５万円。
正社員より１０万円ほど少ないそうです。
無理をして家賃６万５千円のワンルームマンションに住む理由を聞くと、
「安いアパートにするか悩んだのよ。だけどね東日本大震災で前に住んでた家が全壊したの。だから怖いからねぇ、ひとりだしねぇ、マンションなら安心かと思って！」
そんな話を聞いたのが、わたしが雪深い地方から東京に仮移住をした、今から３年ほど前のことになります。
Ａ子さんは、月に一度のわたしとのランチデートの時には
「今がいちばんしあわせ。ほんとに。もう少しお金ほしいけどね」
と、毎回言うのです。笑いながら。
そして一昨年の秋Ａ子さんは、待ちに待った６５歳になり、年金を満額（月約１５万円）受け取れることになりました＼(^o^)／＼(^o^)／
それから半年ほど経ってから、横浜の港がみえる丘公園にバラを見にふたりで出かけました。中華街でランチを済ませ、ランドマークタワーの展望台で大きなソファに腰をおろしコーヒーを飲みました。すると彼女が…
「わたし、積立はじめたの」
と話始めたのです。
「年金が入るようになってやっと人並みの生活ができると思ったけど、わたし全然貯金も無いしね。いつまで働けるかもわからないでしょ」
「銀行に行って相談したら、積立の…投資？…ファンド？わたしよく解らないけど、それを勧められてね。始めたのよ。月５万円ずつ」
「そしたら、期間を２０年っていうのよ！！だから、そんなに長生きできますかね？って言ったの。そしたらね、いつでも必要なときに下ろせますって」
彼女はいつもの笑顔で話していました。でもわたしには彼女の口から、投資とかファンドとかの言葉が出てきたのがとても新鮮な驚きでした。
「えらいねぇ、えらい！１０年で６００万円、２０年で１２００万円！！プラス利息があるんでしょ！すごいじゃん」
そして、その夜ご飯をたべながら、夫にＡ子さんが（つみたて二ーサ）を始めた事を報告しました。
次回は６６歳のわたしが、老後のための投資を始めたはなし。を、書こうと思います。
